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双極性障害の配偶者と暮らす方に役に立つかも知れないこと
NAME:レジリン
2015/6/12(Fri) 16:42 |
[地球外] |
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いろいろなところから拾ってきたエッセンスを並べてみました。 どれかひとつでも皆様に有用なものがあるといいのですが。
あなたのことを真っ先に考えてよいのです。 自分勝手ではありません。 「私は何がしたい?」「今どう感じている?」と、絶えず自分の意思や感情を確認しましょう。
あなたが恋した「発症前の配偶者」はもういません。 現実を見つめ、失ったものの大切さを抱きしめて、十分に悲しみましょう。
あなたを助けてくれる人を探しましょう。 病気の配偶者を支えるあなたは、つらい困難にさらされています。 専門家の支援が必要です。
あなたやお子さん方がホッと息抜きできる時間をつくりましょう。
お子さん方に配偶者の病気を秘密にしてはいけません。 家族内の秘密は憶測や不安を呼び、対応できる問題を複雑困難にします。
配偶者が躁転したり鬱転したりするのは、脳という臓器の病気、身体の病気のためであり、あなたの責任でも誰の責任でもありません。 双極性障害は心の病気ではありません。 配偶者の問題行動は、あなたやお子さん方が何かしたとか言ったとか、しなかったとか言わなかったからではありません。
あなたにコントロールできないことに、あなたが責任や罪悪感を感じる必要はありません。
お子さん方を助けましょう。 どんなに幼くとも、わかる言葉で丁寧に病気について説明しましょう。 お子さん方のせいではないことを繰り返し伝えましょう。
お子さん方が感情を安心して吐き出すことができるように、ふさわしい場や時間をつくりましょう。
病気が引き起こす不条理な出来事に対して、お子さん方にできる対処方法を具体的に教えて練習しておきましょう(友達の家にいく、小学校に戻って助けを求めるなど)。
あなたやお子さん方が危険を感じる場合は、そこにいてはなりません。 専門家の支援を求めましょう。 だれであっても、病気によるものであっても暴言や暴力を受けたり、目撃してはなりません。
配偶者の話は聞いても、あなたの話をよく聞かない主治医は替えましょう。 配偶者の日常を症状を含めて誰よりも知っているのはあなたです。
配偶者は何ができて、何ができないのかをよく観察し、できることに手をださないようにしましょう。
配偶者が感情を安心して吐き出すことができるような、ふさわしい場や時間をつくりましょう。
配偶者は大切な人であり、尊厳があり、自分の人生を生きる勤めがあります。
あなたは大切な人であり、尊厳があり、自分の人生を生きる勤めがあります。
お子さん方は大切な人であり、尊厳があり、あなたの導きと支えを必要としており、成長して自分の人生を生きる勤めがあります。
配偶者の躁や鬱のときにあなたやお子さん方が経験した困難や苦悩、辛い感情は、なかったことにしてはなりません。 配偶者がフラットで安定しているときに、静かにゆっくりと伝えましょう。
双極性障害は身体の病気であり、だれにでも起こりうることで、あなたや配偶者の行いが悪かったからではありません。 どんなに良い人にも不運は起こります。
あなたらしさを失わないでいられるように、趣味や自分の時間をもちましょう。
配偶者がフラットなときは、家族で無邪気に遊ぶチャンスをつくりましょう 。
いつも希望を持ちましょう。医療の進歩に期待しましょう。 |
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